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 感染予防について

 
新型コロナウィルス感染拡大に伴い、当院では行政の文書に基づき随時対応を改善しております。様々な感染対策を追加してまいりました。ウィルスの感染経路の特性が徐々にわかってきたために、全体像が整理できるようになりました。
 
国立感染症研究所による「新型コロナウイルス感染症に対する感染管理」(2020年4月7日改定)によれば、右の3つの対策を強化するように記載されております。
 
これらの対策を、それぞれどの場所において行なっているかを整理することによって、「漏れ」がないかを確認し、それを患者さんと共有することで安心を提供しようと考えている次第です。
 

 感染対策の全体像

 
 まず、当院での感染予防策の全体像を、図にまとめています。
感染症に対する報道が多くなされるようになり、 「接触感染」「飛沫感染」などの言葉が一般的になりました。
それを踏まえ、個別の感染対策の連続性を表現してみました。
 
長くなりますが、一つ一つに解説をしていこうと思います。


 
 入り口

 
これは、患者さんの手に付着したウィルスを不活性化するためのものです。

ドアノブなどの患者さんが触れる可能性がある場所に、ウィルスが付着する可能性を減じる対策です。
 
ちなみに、この対策では漏れがある可能性があります。
それを補うために、患者さんが接触する可能性がある場所は、その都度70%
アルコール消毒を行っています。
 
スタッフの作業の確実性を高めるため、ラベルをつけました。
 


 
待合室

 
待合室では主に飛沫感染対策を行っています。
 
具体的には
 
① 常時換気
 当院の待合室は、元々吹き抜けになっており、空気容積が大きく確保されています。それに加え、上部の窓を開放してサーキュレーターにて空気の流れを確保しています。
 吸気は待合室上部、排気は廊下の窓を想定しています。
 
② 椅子の距離の確保
 子どもの矯正のためのトレーニングルームを子供用の待合室に変更しおります。また、従来の椅子の数を減らし、距離をたもっています。
 

 
 
これらの感染予防対策は、新型コロナウィルス感染拡大に伴い追加した処置ですが、恒久的な対応になる可能性がございます。

 スクリーニング

 
診療室に入る前に感染の可能性の大きさを推し量るために、スクリーニングを行います。
具体的には、問診と非接触体温計による体温の計測を行います。
 

診療室における飛沫対策

 
① パーテーションを強化
 
 元々、透明なパーテーションがありましたが、心理的な作用も考え、壁を作成しました。隣の診療台から飛沫が飛んでくるようなことは物理的にありません。
完全個室化も考えましたが、密になるというデメリットも考え、半個室を維持し通路からの常時換気を行っています。
 
② 全診療台に口腔外バキュームを設置
 
 口腔外バキュームとは、飛沫を強力に吸い取る装置です。そもそも飛沫を発生させないという意図があります。2022年9月より、屋外排気のシステムに変更いたしました。吸い取られた飛沫は、フィルターによって有害物質を除去して屋外に排気されます。
 

診療室における接触感染対策

 
これは、「標準予防策」に基づきます。
コロナ云々にかかわらず、最も基本的かつ重要な対策になります。
 
まず、標準予防策とは、
「全ての人が感染性を持っている」という前提でなされる感染予防策です。
全ての感染を完全に把握するということなど不可能ですから当然と言えます。
 
 
診療室における接触感染対策は、多岐に渡ります。
 
当院では、従来より強いこだわりを持って取り組んでまいりました。
 
全体像を図にまとめましたので、ご覧ください。
 
 
 

 
 
 

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